無料テンプレート配布から学ぶ技術料と時給のコスト意識
企業が取り扱う書類というのは、大抵決まった書式が制定されており、ISOなどを取得している企業は管理番号が付けられています。
ビジネス文書のサンプルを公開しているウェブサイトもあり、書式で悩むことが随分と少なくなったのではないでしょうか。
ただ、そのまま使えるかどうかはまた別問題ですよね。
カスタマイズして利用したり、書式に合わせて無理やり書類を作成したりするのは、ウェブサイトテンプレートでも同様です。
ウェブサイトテンプレートは国内外至るところで公開されています。
種類もHTML版をはじめ、MovableTypeやWordpressなどのCMS、そして無料ブログサービス対応までと幅広いですね。
個人が趣味で公開していたり、ウェブサイト制作業者がフリーで配布したりと、提供方法は様々です。
このテンプレートは、あくまでも雛形であり、実際に利用する場合は、どうしてもカスタマイズする必要があります。
カスタマイズ前提で提供されていると言ってもいいでしょう。
製作者サイドは、ユーザーの事情をいちいち汲み取れないですからね。
しかし、人は欲張りなもので、格安のWordpressのSEO対応テンプレートを提供してもらっているのに、猛然とクレームをつけたり、改善要求や批判など、一部のユーザーでは見られるそうです。
製作者の費やした技術と制作作業の時間あたりの人件費を考えると、利用できるだけで丸儲けなんですが。