マイクロサイトは誰のために存在するのかを考える

わずか2.3ページ程度で完結するウェブサイト設計については、様々な議論があるようですね。
情報量もリンク数も少ないウェブサイトは、検索エンジンには評価されない、という主張が多いようですが。

ミニサイトやマイクロサイト(以降はマイクロサイトで統一)と言われているライトなウェブサイトは、検索エンジンのためにあるのではなく、検索ユーザーのためにあることを、まずは忘れてはならないと思います。

SEOに傾倒しているとマイクロサイトは、SEOに不利という言い方をします。
SEOに不利すなわち検索エンジン最適化に不利ということですが、最適化に不利な面はありません。

マイクロサイトだからと言って、ソースがHTMLで無いわけではないので、SEOはチューニング可能です。
ただ、ページ数が少ないため、コンテンツ不足を懸念したり、被リンクの獲得が難しいという面での不利はありますが、ニッチな市場ならば、十分に活躍できるウェブサイトです。

検索エンジンの評価が低くても、ペナルティを受けているのではありませんので、ロングテールを攻略しつつ、他の集客手段を併用することで、十分に検索ニーズを見たすウェブサイトとして役割を果たすことが出来ます。

ニッチなテーマでの大規模なサイトは、逆にテーマがぼやけてしまう恐れがあります。
マイクロサイトは、テーマにフォーカス出来る点で、検査ユーザーには好まれているはずです。