クリック後の損失感や疲労感が薄いネットユーザー
魅力的なタイトルはコンテンツを引き立たせますが、タイトル負けしている記事も少なからずあると思いませんか?
刺激的な見出しが表紙に掲載していた週刊誌を見て、そそくさと買ったはいいが、ページをめくると大したことはなかった、という経験は誰にでもあると思います。
それほど、タイトルは重要なわけですが、「釣り」を狙った記事がインターネットでは存在します。
この「釣り」目的の場合、釣る方が巧みなのか、釣られた方が愚かなのか、実のところはよくわからないものです。
インターネット上では、魅力的なアンカーテキストリンクをクリックした結果、かなりの駄文であったり、秀逸な記事であったりと様々あるわけですが、クリック自体にはお金が掛からないので、感情的にはあまりならないものです。
クリックしたサイトが、フィッシングサイトあるいはマルウェアなどを埋め込むサイトなら、話は別なのですが、ローカルなニュースや個人ブログでは、概ね損失感に苛まされたり、疲労感を感じることはないでしょう。
ネットユーザーは、インターネット上にある全ての情報については信頼しているとは思えません。
クリックした結果をある程度、低めに見積もっているのではないでしょうか。
クリックの手軽さがあるからこそ、消費者行動の「AIDMA」しっかり取り入れるべきではないのでしょうかね。